親知らずの抜歯
横に生えている親知らずは放っておくと痛みだけではなく、隣の歯のむし歯や歯周病の原因にもなります。レントゲン撮影を行い、神経と根っこの先が近い場合や根っこが湾曲している場合は、CT撮影を行い慎重に抜歯を行います。
歯科口腔外科
耳鼻科関連疾患
歯根嚢胞
数年前に神経を抜いて被せ物をしている歯の根の先に比較的よくできる膿の袋のようなものです。通常の根の治療で治らない場合は、外科的に切除を行います。
粘液嚢胞
子供の下唇によく出来ます。麻酔をしてから唇のしわに沿って切開を行い、繊維状になった塊を小さな唾液が出る管と一緒に取り出します。唇のしわに沿って切りますので、痕は目立ちにくいです。
顎関節症
常に強い食いしばりがある方に見られます。顎の関節からポキポキ音がしたり、口を大きく開けた時の痛みやお口が少ししか開けられない様子が見られます。
寝るときに使用するマウスピースによるスプリント療法や顎関節の運動療法などで症状を和らげます。
歯性上顎洞炎
歯が原因で上顎洞(鼻とつながっている骨の中の空洞)などの副鼻腔に炎症が生じた状態です。頭痛や頬部の違和感・熱感・鼻詰まりなどの症状が引き起こされます。
レントゲン・CT撮影を行い、原因となっている歯の治療・抗生物質の投与を行います。また、好酸球性上顎洞炎の場合は耳鼻咽喉科にて治療が必要ですので、提携病院にご紹介いたします。
マウスピース製作
スリープスプリント(睡眠時無呼吸症候群の治療用)
耳鼻科にて睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断され、マウスピース製作の依頼書をお持ちの方に対してマウスピースを製作いたします。
上下のマウスピースを別々に製作し、下顎を前にずらした状態で装着・固定していきます。
いびきが改善されて顎の関節が痛くないポジションを探していきます。
その他、当クリニックを受診された患者さんで、歯科領域ではなく鼻咽腔等の耳鼻咽喉科領域の可能性が高い場合は、関連病院へご紹介いたします。
＊耳鼻咽喉科・医科からの紹介状をお持ちください。